中国で最も著名な元「良心の囚人」―魏京生・講演会のお知らせ

魏京生さんは、のべ18年を獄中で過ごした、中国で最も著名な元「良心の囚人」です。1950年5月20日北京生まれ。逮捕されるまで北京動物園で電気技術者として働きながら、同時に北京大学で歴史を学んでいました。

1978年の「北京の春」とよばれる民主化運動でリーダーの1人となり、雑誌「探索」を編集。壁新聞で、当時の中国の国家目標である「4つの現代化」(農業・工業・国防・科学技術の現代化)に対抗して「第5の現代化」、すなわち政治の現代化を唱えるなどしました。このような平和的な民主化活動のために当局に睨まれることとなり、1979年3月に逮捕され、同年10月に軍事情報漏洩・反革命扇動の罪で15年の刑の判決を受けました。1993年に仮釈放されるものの、出所後も中国の政治や人権の問題について積極的に発言を続けたため、1994年4月に再び逮捕され、1995年12月に政府転覆陰謀の罪により、今度は14年の刑の判決を受けました。その後アムネスティを含む国際世論の圧力もあり、1997年11月16日、病気治療の名目で仮釈放されました。現在は米国で暮らし、中国の人権問題や民主化に取り組んでいます。

1998年9月に来日の予定でしたが、直前にパスポートを盗難されるという事件があり、実現しませんでした。今回が初来日で、神戸と東京で講演会を以下の要領で開きます。

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