土用のうなぎになぜ山椒

【大紀元日本8月18日】土用のうなぎを、なぜ山椒とあわせて食べるのか。うなぎの臭味を消すため、或いはうなぎの油っぽさを消すためという説があるが、確かなことは分からない。

食文化として長い間伝えられてきた習慣には、必ずそれなりの理由がある。漢方医学の立場から考えれば、その理由は非常に理解しやすい。土用の時期は湿気が多いため、胃腸の機能が湿気によって弱くなり、食欲不振や消化不良を起こしやすい。また、うなぎは栄養満点だが、確かに油っぽくて消化が悪い。そこで、うなぎに山椒の粉末を組み合わせれば、この問題を完璧に解決できるのである。

山椒は生薬として使う場合に、湿気を追い払い、胃腸を温め、消化を促進する効果がある。もちろん、うなぎの油っぽさを消したり、臭味を消したりする効果もあるので、最適の組み合わせである。

▶ 続きを読む
関連記事
頭痛は「ただの疲れ」とは限らない。くも膜下出血・急性緑内障・脳出血など、命に関わる危険なサインを早期に見分ける方法と、日常でできる予防策・ツボ押し・食事法を専門家が解説
夏は心を養う季節。赤い食材、苦味、生脈飲など、心を穏やかに整える知恵とは。
なんとなく不調が続くとき、自律神経のバランスが乱れているかもしれません。薬膳茶とツボ押しで整える方法を紹介します。
辛いもののとりすぎは、胃腸への刺激が積み重なり、消化や吸収の働きに影響することがあります。中医学の視点から、腸の機能低下と女性の体調変化との関係を考えます。
歯みがきをしても消えない口臭、その原因は体の内側にあるかもしれません。中医学が考える「胃熱」との関係や、家庭でできる簡単な食事改善法をわかりやすく紹介します。