ニューヨークタイムズ紙:イラク駐留米軍、9月から撤退し始まる

【大紀元日本6月28日】ニューヨークタイムズ紙はイラク駐留米軍最高司令官の発言を引用、米軍は2007年にイラクから大規模撤収し、第一弾の撤退は今年9月から始める計画を報じた。この計画によると、2007年末に、イラク駐留米軍は現在の14部隊から、5、6部隊に縮小するという。

同紙は、米軍の撤退規模は専門家の予想を遥かに超え、現在の69箇所の基地は、2007年末に11箇所に削減される見通しと伝えた。一方、米国チェニー副大統領は22日、米議会で軍の撤収はタイムスケジュールがあるべきではないと表明していた。

駐イラクの日本の自衛隊も25日から、正式撤退を始まった。イラク南部のサマワに駐留する自衛隊幹部によると、撤収活動の第一弾は、軍用車両とその他の装備をクウェートに運び出すことであり、すべては7月下旬に完了する予定という。

関連記事
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。
香港では「国家安全法」を導入したことで、国際金融センターとしての地位は急速に他の都市に取って代わられつつある。一方、1980年代に「アジアの金融センター」の名声を得た日本は、現在の状況を「アジアの金融センター」の地位を取り戻す好機と捉えている。
米空母、台湾防衛態勢に 1月29日、沖縄周辺海域で日米共同訓練が挙行された。日本からはヘリコプター空母いせが参 […]