静岡県記者クラブで会見、中国での臓器移植の実態を説明

【大紀元日本6月2日】NPO法人日本法輪大法学会は5月26日、静岡県庁の記者クラブで、「中共が生きている法輪功学習者の臓器を強制摘出する裏幕」と題する記者会見を開いた。会見では中共による臓器狩りの真相や、中国で盛んな臓器移植の現状などについて、説明が行われた。静岡県内の産経新聞、毎日新聞、読売新聞、朝日新聞および共同通信社、静岡テレビなど十数のメディアが参加した。

大紀元日本の佐藤貢編集長は会見で、中国の秘密収容所での臓器狩りの裏幕を詳細に説明、3人の証言者(米国に脱出した中国人ジャーナリスト、臓器摘出に参加した執刀医の妻、中共軍内部の医者)の証言を紹介した。また、真相調査委員会の調査員が海外の移植患者を装い、中国国内の臓器移植機関に電話調査を行った時の録音が公開された。録音では、医療関係者のほとんどが、血液型さえ提供すれば、短期間で良質な腎臓を提供できると話している。この録音から、佐藤編集長は、中国国内では生きている人による巨大な臓器提供バンクが存在すると指摘している。

横浜で開催している「人体不思議展」について、佐藤編集長は、展示されている人体の標本の数が多いうえ、出所も明かされていないため、様々な疑惑が存在すると指摘した。6月3日発行の「週刊現代」では、今回の人体展示会の監修者と公表されている養老孟司・教授が声明文を掲載、展示会とまったく関係がないことを強調している。

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