独外相が訪中、人権問題、知的財産問題を指摘
【大紀元日本2月26日】2月22、23日両日に中国を訪問したドイツのシュタインマイヤー外相は、胡錦涛総書記、温家宝首相、李肇星外交部部長らとの会談で、中共政権に対して、知的財産権の保護と、国民の人権と自由の保障を取り上げたという。また、今年5月22日にドイツのメルケル首相が中国を訪問することを確認した。
シュタインマイヤー外相は胡錦涛総書記との会談終了後の記者会見で、中国国民の人権と自由が保障されていないことに憂慮していることを中共指導者に伝え、特にインターネットの情報封鎖問題を取り上げ、中国人が自国で自由にインターネットを利用できるようにすべきだと述べた。また、リニア列車の開発(ドイツ企業は中国上海で世界初のリニア列車を開通させたばかり)に成功し、試走段階に入った中国の成都飛行機工業グループについて、知的財産保護に問題があると強く指摘した。
(記者・周仁)
関連記事
中国の中南大学湘雅第二病院に勤務していた羅帥宇氏が、不審な死を遂げた。生前の録音から、同病院が臓器移植研究のために子供のドナーを求めていた可能性が浮上。彼の家族は、羅氏が病院告発を計画していたことから口封じされたと主張している。
英製薬大手アストラゼネカは30日、同社の中国代表である王磊さんが中共当局の調査を受けていると発表した。拘束され […]
ドキュメンタリー『正義のハンター』がトロントで上映された。人権弁護士デイビッド・マタス氏の中共による臓器摘出問題の調査活動に焦点を当て、多くの著名人の支持を集めている
「ニューヨーク・タイムズ」は7月22日に、中国の商人肖建華とアリババの創設者馬雲の秘密の商業関係を暴露する二つの深層報道を発表した。
中国で生体から臓器を強制的に摘出するという残虐な行為は、歴史上前例のない邪悪であり、共産主義体制の産物である。本記事では、その背景と国際社会への影響を探る。