鳥インフルエンザウイルス:露、東欧に相次ぎ、欧州に拡散脅威

【大紀元日本10月10日】ロシア政府関係部門の発表によると、最近の鳥インフルエンザ感染のため、すでに11万羽の鳥を処分したという。また、東欧のルーマニアで、第1例の鳥インフルエンザ感染が確認されという。アジアで発生した鳥インフルエンザは、欧州に拡散する様相を呈したため、EU理事会は、全世界が協力し合い、鳥インフルエンザを撲滅するよう呼びかけている。中央社が伝えた。

ルーマニア政府によれば、同国のドナウ・デルタ流域のある村では飼育アヒルが鳥インフルエンザ感染死し、H5N1ウイルスとの関連を調べるために、政府は関連サンプルの詳細分析をイギリスに依頼した。さらに、感染地から半径1・5キロの地域に対し、隔離措置が取られており、現地の家禽類をすべて処分する予定だという。

ドナウ・デルタはヨーロッパの最大の湿原で、主要な渡り鳥生息地であり、現地の渡り鳥は主にロシアや、ボーランド、ドイツとスカンジナビア半島からやってくる。

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