中国北西部:鳥インフルエンザ感染者留置所、撤去

【大紀元日本8月26日】中国軍部は8月中旬から、西北部地区に緊急設置した疫病感染者臨時留置所を続々と閉鎖し始めた。これらの留置所は、今年青海省で爆発した鳥インフルエンザが現地多くの遊牧民の感染死亡をもたらしたため、現地の医療施設が厳重不足と広地域問題に対応して、中国軍部により臨時設置した非公開の極秘医療施設である。現時点で全ての留置所は撤去されたという。博訊ニュースネットが伝えた。

中国国内情報封鎖のため、強制隔離された感染者の人数を確認できないが、留置所規模と数から分析すると、数千人は下らないという。

感染死亡者の人数も確認の術がない。100人以上と700人以上、または3000人以上など様々の情報が交錯している。しかし、軍部の保健職員が立ち入った牧場では、遊牧民と家畜が突然、集団失踪し、住居設備などが破壊されるのが共通点であるという。

また、青海省や、新疆、チベット、内モンゴル、寧夏、陝西省など各地からの情報によれば、各現地政府が渡り鳥に鳥インフルエンザのワクチンを強制注射し、一定の期間に集中飼育したとの発表は、まったくの作り話である。現地政府の対応は、感染死亡した渡り鳥を消毒した後に死骸を焼き払い、発症していない渡り鳥については、まったく処置せずに、中国から飛び離れるのを待っているだけであるという。渡り鳥が中国から飛び立った1ヶ月後には、新しい感染事例が確認されなければ、中国側は鳥インフルエンザ流行の終息を発表するという。

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