中共中央党校教官26人が集団脱党

【大紀元日本5月17日】中国共産党のエリート幹部養成機関である中央党校(中国共産党中央党学校)から、指導教官26人が5月16日、大紀元脱党ネット(http://tuidang.dajiyuan.com)で、「中共邪教、邪霊である独裁統制集団から脱出する」という声明を集団で公表した。「仕事、生活、家庭、親と子女などへの配慮から本名を明かせない」ため、声明は匿名で出された。

中央党校各部門の指導教官ら26人は、「知っている限り、中央党校2千名の職員の中で、党員の90%が、条件が整えば脱党するだろう」と声明の中で告白している。声明では同時に、共産党各層の政府機関の官員らに対して、インターネットや電話などの手段で大紀元脱党ネットに中国共産党を脱出する声明を公表し、一日も早く中国を「民主、自由、人権と法制のある豊かな国にしよう」と呼びかけている。

中国の地方党校の勤務経験を持ち、現在は日本で中国語新聞社の重役を務める50代の中国人男性によれば、中央党校は、党の意識宣揚機関として最高位にあり、指導教官が脱党声明を出したのが本当だとすると、とても喜ばしいことだという。男性は「匿名だから、信憑性に欠ける部分は否めないが、可能性は十分あり得る」とした。また、「つい最近、中国に出張したが、元の党校の同僚に聞いたところ、共産主義を信じる者はだれもいなかった。しかも、彼らは共産主義意識を教える教官だが、それは、牧師が神様を信じないのと同じように、共産党最大の危機である」と語った。

(東京=月川 真理)

関連記事
中国が暗黒時代に突入したようです。11月に入り、公共の場で無差別殺傷事件が急増し、珠海市での車両による大量殺傷事件も含め、社会に衝撃を与えました。数日間で複数の場所で無差別攻撃が発生し、多数の死傷者が出ています。政府の無力さに対する市民の絶望が顕著になり、社会的不公正が根底にあると指摘されています。中共は滅亡へのドアが開いているようです。
アルゼンチンのミレイ大統領が経済「ショック療法」で奇跡を実現。赤字を黒字に転換し、インフレを大幅に抑制。トランプ氏もこれを参考にし、政府効率化に着手か?アメリカ経済への影響を分析。
トランプ氏が再選され、外交戦略を展開。友人のマスク氏がイランと秘密会談を実施し、米イラン関係の改善を目指す新たなアプローチを模索しています。イランはトランプ暗殺未遂の背後にいたはずだが、トランプの凄さはそれさえも乗り越え、対極を動かそうとするところ。
インフレの深刻化に対し、政府支出削減、規制撤廃、経済成長促進が鍵となる。アルゼンチンの改革事例を参考に、迅速かつ大規模な経済政策が必要だ。時間が限られる中、政治的決断と具体的行動が求められている。
多くの大企業がDEI(多様性、公平性、包括性)イニシアチブを停止し、社会的活動から撤退する動きが強まっている。これにより、企業は再び株主価値や顧客サービスに注力し、効率的な運営に焦点を当てるようになった