陳水扁大統領、連戦の訪中を非難

【大紀元日本5月12日】台湾の陳水扁大統領は、テレビ局の取材を受けた際、「共産党と連合し、台湾独立を制圧しようという国民党連戦主席の訪中する際の言い方は、大きな不手際だ」と指摘した。

陳大統領は、次のように語った。「大陸へ行くと、向こうの人に拍手させるのが非常に簡単だ。これは向こうの聞きたいことを言ったばかりであれば、即ち、いわゆる大中国民族主義を主張してみれば、向こうが拍手するのがもちろんのことだ。「中国ブーム」と言った人がいるが、どうしてこの「中国ブーム」を生かして、「台湾ブーム」を引き起こさないのでしょうか」。

また、陳大統領は、次のようなことを指摘した。「もしも、連戦主席は本当の台湾国家主権の立場に立って、そして台湾の二千三百万人の国民の立場に立てば、彼はあいまいなわざとらしいポーズをとる必要がない。はっきりと表せばいいのに、向こうに当てさせる必要がないではないか。もしも、彼の心が中華民国に向いているのに、中華人民共和国に向いていると誤解されれば、それも人を騙すことで、人を誤って導くことだ」。

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