画家・一民の油絵作品 モンゴル草原シリーズを紹介

【大紀元5月4日】(東京=張本真)一民氏は、有名な油絵家、漫画家、美術デザイナーである。

馬の背の少年

金色草原

銀色の冬

黒い馬

以下は一民氏自らによる草原油絵作品シリーズの紹介である。人間や、人間と自然に対する深い思索、および生命への慈しみを表している。

私のこれらの油絵作品シリーズは、モンゴル草原を背景にして、写実とやや象徴的なニュアンスの手法を以って、草原の上に生活するモンゴル民族に対する、自らの理解と認識を表現しました。草原の神秘と、永久不変の境界の中に、現代生活における人々の心理状態と精神世界が見えてくるはずです。

緑野原の歌

天地の間

この草原は消えてなくなっている。

困惑の女の子

馬につける杆

工業の発展によって、ますます多くの人々が都市に流入してきました。人々は、大都市の社会生活に押し流され、成功と物質的な豊かさを渇望し、社会的な衝突を解決し回避することに精根尽き果てた状態にあります。伝統を無視した生活様式を身につけ、自らの生命や存在意義、外界との関係など形而上の問題を考える余裕などなくなっています。知恵、理性と霊性の光は届かず、精神の草原は日に日に枯れ果て、人々は自然と心の空間を喪失してしまったのです。

私の油絵は、太陽の輝きを再び取り戻し、目もくらむようなきらめきの草原です。ここで人々は草原と共に成長しています。大自然と人類に対する深い慈しみと、細やかな愛の中で、私達が生存する空間を認識し、人の尊厳を追求させてくれるはずです。

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