中共により引き起こされた反日風潮、海外まで反日の火遊びが

【大紀元4月17日】(トロント=大紀元記者・競進多)中国大陸の深圳、北京、上海など各地で中共が裏で操作していると疑われている反日デモが起こり、この数日来、中共の領事館に密接に繋がっているトロント華僑連合総会の一部中国人も、反日活動を海外へ広めるため、積極的にさまざまな活動を計画している。数日前に開かれた日本商品をボイコットする検討会に続いて、今日(16日)またチャイナー・タウンで横断幕を掲げて、日本の国連安保理常任理事国入りに反対する署名を求めている。

ある政治評論家は、近年来、中国大陸で大規模な鉱山事故、超大規模な汚職事件が相次いで発生しており、これに続く民衆の反抗活動があちこちで活発的である。これは、彼らが積もり積もった恨みや憤り、不満のはけ口を探している表れである。数日前の4月10日に浙江東陽画水镇で勃発した大規模な警察と民衆との衝突事件はこの一例である。火山口にいる中共は、海外及び国内における中国人が彼らの独裁統治及び邪悪政党の本質への批判、そして大紀元連載社説『九評共産党(共産党に関する九つの論評)』に引き起こされた中共を告別する離党の波への関心をそらすために、今民衆の噴出する不満を他のコントロールできるところへ導くつもりである。当面の反日風潮はまさしくこの一つである。中共の昔のあらゆる行為は、しばしば自業自得の結果をもたらした。当面の反日風潮も、きっと火遊びをするものが自らを焼く結果になるであろう。また、この政治評論家は、情勢の行方に細心の注意を払うよう、皆に願っている。

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