法学者 袁紅氷が語る反日デモの深層にある原因

【大紀元日本ネット4月23日】(大紀元記者駱亜取材報道)中国の自由主義法学者 袁紅氷教授は、先日オーストラリアのシドニーにおいて新著《金色的聖山》《回帰荒涼》の発表会を行った。発表会に際し、現在中国各地で発生している反日デモについての考えを伺った。

記者:袁教授、最近国内で発生した反日デモは89年以来最大規模のデモであったと言われています。こうした状況が起こった原因は何でしょうか?

袁:多くの有識者がこの点について自らの見解を述べています。彼らは、現在の反日の潮流は、実際のところ中共当局がコントロールしたものであり、彼らが煽動し、発動したものであると考えています。その直接的な目的は、中国が共産党脱退の潮流に対処すること、「九評共産党」の発表後、中国大陸、とりわけ共産党内部で深刻な危機を惹起している事態に対処することなのです。

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