反分裂法を抗議して5万人以上のデモ行進
【大紀元3月6日報道】(大紀元綜合報道) 中国全国人民代表大会により 3月 8日に制定される予定の『反国家分裂法』草案に抗議するため、 3月 6日午後、台湾団結連盟が台湾南部の高雄市で「併呑に反対し、台湾を守る」大型デモ行進活動を行った。 5万人以上の人々が今回のデモ行進活動に参加した。一方、台湾民主進歩党は同日午後、台北の成淵高等学校の大会堂で「台湾を守り、併呑に反対する」宣誓大会を行った。現場には大勢の緑営支持者が駆け込んだ。
「反分裂法」はまるで空白小切手で任意に書き込める
この「反分裂法」に関して、台湾守備大隊総司令官、台聯高雄市立法委員の曾セン(火+山)灯さんは、次のように指摘した:イラクが法律を作ってからクエートに進攻した例を挙げて、台湾民衆の警戒心を呼びかけた。中国は「反国家分裂法」を制定し、台湾を中国の一部分と見なしたら、戦争という手段で台湾を攻撃することが出来るようになり、まるで一枚空白小切手のようで、随時いかなる内容も埋め入れることができる。台湾人民の命と財産が常に脅かされることになる。
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