地球の3分の1を監視 中共が宇宙に築く「監視の目」がもたらす新たな脅威【ファクトマター】
中国共産党当局が2023年8月に打ち上げた「陸地探査4号01星」。災害観測などを目的とする民間衛星と説明されましたが、実は世界初にして唯一とされる、静止トランスファ軌道上のSAR(合成開口レーダー)衛星です。
地球から約3万5400キロメートル離れた高軌道から、昼夜や天候を問わず地表を監視し、地球のおよそ3分の1に及ぶ広大な地域を継続的に観測できるとされます。さらに中共は同年12月、高解像度の光学偵察衛星も打ち上げました。
その技術を支える重要な要素の一つが「ガリウム」です。中共は世界のガリウム生産の大部分を占め、輸出規制を通じて戦略物資としての影響力を強めています。しかし、その動きは米国などに対中依存からの脱却を促す結果にもなっています。
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