FBI文書で判明 米連邦議員 中国工作員疑惑の女性との肉体関係を認める
ホワイトハウスの政府透明性タスクフォースは8月17日、連邦捜査局(FBI)の捜査文書を新たに公開した。文書によると、カリフォルニア州選出の民主党連邦下院議員エリック・スウォルウェル氏は、睡眠薬を服用した後、中国共産党(中共)の工作員とみられるクリスティン・ファン(中国名・方芳)と肉体関係を持ったことを認めていた。
タスクフォースは同日、機密解除したFBIの防諜記録約150ページを公表した。これらの文書は、中共政府がスウォルウェル氏を標的として展開したとされる情報活動について、現時点で最も詳細な公式記録。
米紙ニューヨーク・ポストによると、今回公開した文書には、FBIが数年にわたって実施した方に関する捜査の詳細を記している。方は、中国国家安全部(MSS)の工作員だった疑いがあり、カリフォルニア州で学生として活動する一方、アメリカ政界の関係者に接近していた。
関連記事
ベルギー検察は、半導体メーカーBelGaNの元幹部をスパイ活動の疑いで拘束した。窒化ガリウム半導体の知的財産や営業秘密が中国企業に流出した可能性を捜査
カナダの中国人留学生が米国で逮捕され、中国の連絡役から報酬を受けて指定された航空機を撮影していたことを認めた。現在は虚偽陳述罪で起訴されている
豪コンサル企業を模した偽サイトが、米政府・軍関係者らを標的にした中国情報機関系の勧誘工作に使われた疑いが浮上。FBIは関連する13ドメインを差し押さえた。日本でも類似の接触への警戒が必要だ
中国本土との関係が疑われる攻撃者が、複数のAIエージェントを連携させた自律型攻撃システムで台湾政府機関を標的にした疑い。85機関に侵入し、2500件超の人事情報を取得した可能性がある