台湾の裁判官:「軍の食事も中共スパイ浸透の標的に」
「軍の食事、たとえば昼食や、日常の訓練スケジュールといった、一見取るに足らない情報であっても、中国共産党のスパイにとっての突破口になり得る」。台湾の裁判官、許凱傑氏は7月10日、アメリカ・ワシントンのハドソン研究所で講演し、このように述べて警戒を呼びかけた。
許氏は講演のなかで、過去10年間に台湾で発覚したスパイ事件について、三つの大きな傾向の変化が見られると指摘した。一見些細に見える情報が、中国共産党による情報収集の対象になっているという。許氏は台湾・台北地方裁判所の国家安全専門法廷(National Security Court)の裁判官で、国家安全やスパイ活動、浸透工作などに関わる案件を主に担当している。
許氏は「第一に、標的が『高価値の目標』から『低価値の情報』へと移っている」と述べた。
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