抗うつ薬が効く人と効かない人の違い
長年にわたり、うつ病は一つの疾患として扱われてきました。しかし、うつ病と向き合ってきた人や、その人を支えてきた人であれば、二つとして同じ症例はないことを知っているでしょう。一部の人は抗うつ薬によく反応しますが、他の人は複数の薬や治療法を試しても、ほとんど効果が得られません。
研究者ウィリアム・J・ウォルシュ氏によると、その理由の一つは、うつ病が実際には単一の疾患ではない可能性があるからです。
「Vital Signs」番組で司会のブレンドン・ファロン氏とのインタビューで、ウォルシュ氏は、一般的にうつ病と呼ばれる状態は、実際にはいくつかの異なる生化学的な異常を含んでおり、それぞれ栄養バランスの乱れや神経伝達物質のパターン、必要とされる治療が異なる可能性があると語りました。これが事実であれば、ある患者には著しい効果がある治療が、別の人には効かない理由を説明できるかもしれません。
関連記事
インスタグラムを長く使うほど、「自分の顔」を自分のものと認識しにくくなる?最新研究が示した意外な結果から、フィルターや「いいね」に囲まれる日々が自己認識や自信に与える影響、そして家族で考えたいSNSとの付き合い方に迫ります。
通勤がなく、自分のペースで働ける在宅勤務。しかし、その快適さの裏で、孤独やストレスが少しずつ積み重なっている可能性があります。大規模研究から見えてきた心への影響と、無理なく続けるための対策を紹介します。
太陽光は、気分に関わる脳内物質や体内時計、ビタミンDの生成に関係しています。安全に日光を浴びることは、心の健康や睡眠を支える習慣の一つです。
音や音楽は、気分だけでなく心拍やストレス、睡眠にも関わる可能性があります。音楽療法と音による癒しの違い、日常での取り入れ方を紹介します。