分析 中共はスパイ的手法で国家を統治 西側はいかに対応すべきか
中国共産党(中共)の情報活動は、単なる諜報という枠をはるかに超え国家統治と一体化している。官民を横断するネットワークと影響力工作の実態を整理し、西側諸国に求められる包括的な対抗戦略を分析する。
過去30年にわたり、西側は中共の世界的なスパイ活動、浸透、影響力工作に関する記録・分析の分野で著しい進展を遂げてきた。
初期の研究や分析文献は、中共による世界規模の諜報・スパイ活動が重大かつ拡大する脅威である点に主に焦点を当て、その行動の一定のパターンを整理するにとどまっていた。しかし近年になり、「いかなる政治・制度体制が、このような大規模かつ広範な浸透と影響力工作を生み出しているのか」という根本的な問いが提起されるようになった。研究は次第に、その背後にある主体、すなわち中共そのものへと焦点を移しつつある。
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