パプリカ(shutter stock)

パプリカは何色が一番栄養豊富? パプリカの色と栄養の関係

普段、スーパーでピーマンやパプリカを買うと、赤・黄・オレンジ・緑など、色とりどりのパプリカが並んでいるのをよく目にする。では、どの色のパプリカが最も栄養価が高いのだろうか。

食品サイト「ザ・テイクアウト」によると、スーパーで一般的に見られるカラフルなパプリカは主に4種類の色、赤・オレンジ・黄・緑に分類される。実はこれらはほとんど同じ種類のパプリカであり、収穫時の熟度が異なるだけである。

パプリカは最初、通常は緑色であり、いわゆる青ピーマンの状態である。まだ完全に熟していないため、味は比較的さっぱりしており、わずかに苦味を感じることもある。そこから熟度が増すにつれて、色は徐々に黄色、オレンジへと変化し、最終的には赤色になる。そして味も次第に甘くなっていく。

栄養面では、赤パプリカが最も優れている。100グラムの緑ピーマンには約100mgのビタミンCが含まれているが、同じ重量の赤パプリカではビタミンC含有量が140mgを超える。

さらに、他の色のパプリカと比べて、赤パプリカは成熟が進んでいるため、カロテノイドなどの抗酸化成分が多く含まれている。特にカプサンチンなどの色素成分が増えることが特徴である。またルテオリンなどのポリフェノール類も含まれている。

では、なぜパプリカは赤くなるほど栄養が豊富になるのだろうか。それは成熟過程で葉緑素(クロロフィル)が徐々に分解され、代わりにカロテノイド系色素へと置き換わっていくためである。これにより色がより鮮やかになるだけでなく、抗酸化栄養成分も豊富になる。

もっとも、これは青ピーマンが劣っているという意味ではない。青ピーマンにも利点があり、ルテインやゼアキサンチンを含んでおり、目の健康に良いとされている。

したがって、最も良いのは各色のパプリカをバランスよく摂取することである。結果として、料理の彩りもより鮮やかで食欲をそそるものになる。

関連記事
日常のほんの小さな習慣が、健康で病気のない期間を大きく伸ばす可能性があります。睡眠、運動、食事を組み合わせるだけで、寿命だけでなく健康寿命も劇的に改善できる最新研究の知見を紹介します。
高価な美容液やスキンケアだけでは、肌老化の本当の原因に届かないかもしれません。最新の知見が示すのは、腸、睡眠、ストレス、感情までが肌年齢を左右するという意外な事実です。
湿気と暑さが重なる小満の頃は、胃腸を守る養生が大切。新生姜や梅など、初夏の食の知恵を紹介します。
「孫の相手は体力勝負…」と感じる祖父母は多いかもしれません。しかし近年の研究では、孫との関わりが、脳の健康や認知機能の維持によい影響を与える可能性があることが分かってきました。