米英基地に弾道ミサイルが発射 イランの説明が虚偽だったことが露呈
イランは20日、インド洋に位置する米英共同軍事基地「ディエゴガルシア」に向けて弾道ミサイルを発射した。射程はおよそ4千キロメートルだ。ミサイルは目標に命中しなかったものの、イランのミサイル脅威の範囲が欧州にまで拡大している可能性を外部に認識させる結果となった。イスラエルは、イランがミサイル射程について従来から虚偽の説明を行っていたことが今回の発射で明らかになったとの見解を示している。
イスラエル陸軍のエヤル・ザミール司令官は21日、イランが前日にディエゴガルシア島の米国目標に対し射程4千キロメートルの二段式大陸間弾道ミサイル1発を発射したと述べた。ザミール司令官は、これらのミサイルはイスラエル攻撃用に設計されたものではなく、欧州各国の首都を射程に収める能力を有すると指摘し、ベルリン、パリ、ローマがいずれも直接的な脅威の範囲内にあると警告した。
「我々は世界史とユダヤ民族の歴史から、脅威を否認し宥和政策をとっても脅威は消えないと学んでいる。それはかえって弱さをさらけ出し、過激主義政権を増長させるだけである」とザミール司令官は述べ、欧州各国に対しイランの脅威を直視するよう求めた。
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