中共の指導者である習近平は、かつてない内憂外患に直面しているとの分析がある。現在、少なくとも三つの大きな出来事が習を最も恐怖させているという。図は中南海の資料写真(GREG BAKER / AFP Getty Images) (Photo by GREG BAKER / AFP)

習近平が最も恐れる3つの事柄 60年毎の厄年「赤馬紅羊劫」到来

2026年から2027年は、中国の伝統文化において60年に一度訪れる「赤馬紅羊(せきばこうよう)の年」にあたる。これは「赤馬紅羊劫(せきばこうようのごう)」とも呼ばれ、歴史上、この災厄の時期には動乱や戦争、あるいは王朝の交代が伴うことが多い。分析によれば、中国共産党(中共)のトップである習近平は前例のない内憂外患に直面しており、現在、少なくとも三つの大きな事柄が習を最も震え上がらせているという。

3月18日、中央規律検査委員会の元監察部官員である王友群(おう・ゆうぐん)氏は大紀元に寄稿し、現在の中共指導者が最も憂慮しているのは、国計でも民生でもなく、自身の生命に関わる以下の三つの大事であると分析した。

3月7日、習近平は全国人民代表大会の軍代表団全体会議において、「軍隊は銃を握るものであり、軍の中に党に対して二心(ふたごころ)を抱く者がいては決してならない」と警告した。

▶ 続きを読む
関連記事
中国株の時価総額が5月のピークから約5か月で約376兆円減少し、弱気相場に入った。AI新モデルの発表も株価を支えられず、台湾・韓国株と明暗が分かれた。消費低迷や不動産不況、企業の収益力の弱さが重荷となっている
台湾で習近平を風刺したコメディアンが、汚物をかけられた後、車ではねられ負傷。検察は中国籍の人物が45万台湾ドルで襲撃を依頼した疑いを指摘し、台湾人5人を起訴。台湾当局は中国共産党による越境弾圧を強く非難
習近平はなぜ後継者を指名しないのか。毛沢東が指名した後継者たちの失脚は、権力継承の難しさを物語る。長期政権の先に待つのは安定か、それとも権力闘争か。ポスト習近平の中国を読み解く
アルジャジーラの潜入調査で、カンボジアの中国系実業家・鄧丕兵と中国共産党当局の接点が浮上した。鄧は中共軍に広州へ呼ばれ秘密協議を行ったと証言。中国共産党当局がカンボジア政府内部の人物に内通者になるよう持ちかけたとも語った
中国共産党政権は社会保険料の徴収を強化している。国民の収入減や企業経営の悪化で生活が困窮するなか、専門家は、政府財政のひっ迫と社会保険基金の資金不足を背景に、政権が企業や市民へ経済的負担を転嫁していると指摘している