『黄帝内経』が示す丙午年は「水と火がぶつかる年」――養生の落とし穴に注意
中医学では「上医は未病を治す(病気になる前に整える)」と言われ、昔から養生による予防がとても重視されてきました。その前提にあるのが、「自然(天)と人は一体」という世界観です。だから本当の養生をするには、まずその年の気候の大きな流れをつかみ、それを人の体に当てはめて、先回りして備えることが大切になります。何が起こりやすいかを把握しておけば、慌てずにすみますし、対策もしやすくなります。
こうした知識は、『黄帝内経』にとても詳しく書かれています。干支によって、その年の特徴や注意点を読み取れるようになっていて、毎年の養生法や病気の防ぎ方を知る手がかりになります。
中でも「大寒」は、一年でいちばん冷えが強まり、同時に次の流れへ静かに切り替わっていく大きな節目です。ここを区切りとして(2026年の大寒は1月20日)、今年の丙午年の「運気の背景」を見ていくことは、一年を通した体調の傾向をつかみ、養生の勘違いを避けるうえでとても重要です。
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