(Shutterstock)

『黄帝内経』の養生観:丙午年は水の力が強すぎる年――冷えが心と脾を傷めないよう注意

古代の医師が診療を行ったり、養生について語ったりする際には、必ずその年の干支をもとに、気候の変化を読み取り、それを人の体に当てはめて病気の傾向を判断していました。

そのため年が切り替わるたびに、伝統的な暦に記された干支を使って、新しい一年の「気の流れ」を読み直します。私たち一般の人も、これを知っておけば、その年に合った養生のポイントを理解し、食事を柔軟に整え、体のバランスをめに調えることができます。つまり、病気の予防ができるのです。

そこで今回は、2026年の干支である「丙午」をもとに、この一年の養生と病気予防について考えていきます。

 

▶ 続きを読む
関連記事
真冬の強い冷えは心の働きを弱め、動悸や不安感を招くことがあります。さつまいも・生姜・黒糖を組み合わせたおかゆで、体を温め血を養う養生法を紹介します。
柚子皮の香りは気を巡らせ、果肉は潤し、はちみつはやさしくまとめる。はちみつ柚子茶にひそむ陰陽の調和と、心を整える食養の知恵を解説します。
70歳を過ぎた林さん(仮名)は長年便秘に悩まされ、ひどい時には4~5日間排便がないこともありました。さらに、彼 […]
中医学では、脾と胃は栄養吸収と代謝を支える要と考えられています。長芋、かぼちゃ、さつまいも、れんこんを通して、胃腸を整える食養生と血糖管理の関係を整理します。