中国共産党による軍の大粛清は、いまだ終息していない。今回の軍内粛清は、その苛烈さにおいて文化大革命に匹敵しうるとの指摘が出ている。こうした粛清の形態は、軍内部に「誰もが自らの身を案じる」空気を広げているとの分析もある。(Kevin Frayer/Getty Images)

中央軍事委員会の高級幹部の粛清後 委員会内部に緊張の兆し

中国共産党軍と密接な関係を持つ複数の関係者によると、中国の最高軍事機関である中央軍事委員会内部で、最近の高級将官に対する調査を受けて異例の緊張の兆しが表れているという。

これらの関係者は報復を恐れ、匿名または姓のみを明らかにする条件でThe Epoch Timesに語った。

複数の軍関係者は、中央軍事委員会の日常業務が従来の慣行から逸脱していると明らかにした。これまで副主席が統括または調整してきた任務が、現在は異なる形で処理され、従来ほどの中央集権的な統制が及んでいないことが多いという。

▶ 続きを読む
関連記事
習近平が一番頼っているのは、意外な人物だった?!中共軍に張り巡らされた深い人脈。その人物にとって張又侠は邪魔な存在だった。元CIA当局者が指摘する現在、習近平を支える意外な存在とは
中国で10月1日、国防動員法の改正法が施行された。民間資源の「徴収」を新設し、平時から戦時への迅速な転換を明文化。台湾で警戒感が広がる一方、国内統治や資源統合が主眼との見方も
2014年の香港雨傘運動をめぐり、中共軍が軍事介入を検討していたことが機密文書から明らかになった。広州軍区幹部は「命令を受ければ直ちに行動」と発言していた
中共による出国規制が、さらに広がっているとの情報が出ている。対象はAIや半導体など重要分野の人材に加え、金融関係者、公職者、企業・事業体の管理職の親族にまで及んでいる
中国の不動産富豪、潘石屹氏が私的な会食で、任志強の拘束や習近平を批判する書簡について語る動画が流出した。書簡は11人に送られ、その後複数人が拘束されたという