習近平が1千万人粛清か さらに30年の遡及調査も 元中組部高官が暴露
元上海の実業家である胡力任氏が、中国共産党中央組織部(中組部)の元副部長が中国を脱出したと暴露した。この元高官の証言によると、習近平はすでに1千万人以上の官僚を粛清しており、今後は文化大革命式のさらなる大粛清を断行し、過去20年から30年にまで遡って調査する計画だという。
胡力任氏は1月28日のYouTubeライブ配信で、中共中央軍事委員会の張又俠副主席の失脚後、中国官界ではパニックが急速に広がっており、中組部の元副部長が中国を脱出することに成功したと初めて明かした。翌29日の配信では、その後の詳細について補足した。
胡氏によれば、同氏はこの元高官と直接連絡を取り合っている。この人物は逃亡前、すでに中組部の第一線を退き「半引退」の状態にあった。姓名や脱出ルートについては、現時点では公開できないとしている。
関連記事
中共元首相の温家宝が今週、中国科学院地理科学・資源研究所を視察した。この動きは異例ともいえるほど大きく扱われた。時事評論家の唐靖遠氏は、これは温家宝の軟禁説を打ち消すためだけではなく、習近平に張り合う可能性があると指摘
中国共産党軍内部で、過去12年にさかのぼる大規模な調査が進められていることが分かった。調査は中堅・上層部の将校らに広がっており軍内では前例のない不安と動揺が広がり、実戦能力より政治的忠誠が優先される体制への転換に懸念が強まっている
2026年、中国共産党軍で進行する苛烈な大粛清を分析。習近平が自ら抜擢した将官さえ次々と葬り去る異常事態は、軍の指揮系統を麻痺させている。独裁者が求める「絶対的な安全」が国家最大の危機を招く
中国の全人代常務委員会で軍将領9人が一斉に罷免された。これは習近平が進める軍浄化の加速と「軍改革」の綻びを示唆している。一方で有力者の張又侠らは免れており、軍内部で激しい権力闘争が続く
米ワシントンのシンクタンク「戦略国際問題研究所(CSIS)」は、習近平が軍に対して行っている大規模な粛清が、中共軍の作戦能力に疑念を抱かせる要因になっていると発表した