2021年3月28日、中国の北京で砂嵐が吹き荒れる中、故宮博物院(紫禁城)の参観を終えて後にする中国人観光客ら (Photo by Kevin Frayer/Getty Images)

張又俠拘束は成否に関わらず中国共産党滅亡を加速させる

2026年1月、北京の政治的空気は氷点下まで冷え込んだ。軍事委副主席であり、習近平のかつての「鉄の盟友」であった張又俠(ちょう・ゆうきょう)に拘束の噂が広がり、巷では憶測が飛び交っている。

実のところ、この拘束劇の具体的な詳細に固執する必要も、最終的に誰が勝つかを知る必要も、次期後継者を推測する必要もない。なぜなら、張又俠を拘束しようとしたその瞬間から、習近平は自らを「中国共産党滅亡の加速設計師」という歴史的位置に釘付けにしたからだ。なぜこの「神がかり的な愚策」が政権の最期を早めるのか、以下の3つの理由を見ていこう。

過去の中共上層部の暗黙のルールは、「皆で利益を分け合い、問題が起きれば組織が守る」というものだった。しかし、習近平はこのルールを破壊した。

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