インスリンは、女性の変化していくニーズを陰ながら支えているが、ときにバランスを崩して悪循環に陥ることもある。
インスリンは味方か敵か 女性の体で起こる二重の働き
女性の生殖ライフサイクルは思春期に始まり、やがて更年期へと至ります。そのすべての段階を通して、目立たないながらも重要な役割を果たしているのがインスリンです。インスリン抵抗性は、成長を促す自然な働きとして現れることもあれば、脂肪の蓄積や血糖の調整を乱し、糖尿病や心臓病へつながる「嵐」のような存在になることもあります。
内分泌学専門医で代謝健康の専門家でもあるロシャニ・サンハニ(Roshani Sanghani)医師は次のように指摘します。「女性がインスリン抵抗性を経験する主な時期は、思春期、妊娠期、そして更年期前後の3つです」
しかし、適切な食事を中心とした生活習慣の組み合わせ次第で、インスリン抵抗性をより良い状態でコントロールし、生涯を通してバランスを保つことができます。
関連記事
桃=夏の甘い果物、だけではありません。目や肌を支える栄養、皮ごと食べる意味、保存のコツまで見ていきます。
「目が悪くなった」だけでは見過ごせないかもしれません。実は目の奥には、血管や神経、全身の健康状態を映す手がかりが隠されています。糖尿病や高血圧、脳や免疫の異変まで、眼科検査で分かる意外な病気とは?
父親になる男性には、ホルモンや脳の働き、感情、人生観に変化が起こる可能性があります。子どもとの関わりを通じて、男性自身もまた成長していく過程を見つめます。
5歳児はロボットの不正さえ見抜き、乳児は人を助ける存在を好む――。子どもの中にある「善」の芽は、どのように育ち、共感や責任感へと変わるのでしょうか。
眠っている間も、耳と脳は騒音に反応し続けています。日常の音が、気づかないうちに体へどんな負担を与えているのかを見ていきます。