イランに関する国連緊急会合 米国「すべての選択肢がテーブルの上にある」と表明
米国は15日木曜日、イランによる全国的な抗議デモへの暴力的な抑圧を阻止するため、すべての選択肢が引き続き検討対象であると述べた。これは、ワシントンの要請で開催された国連安全保障理事会の緊急会合において、マイク・ウォルツ米国連大使が明確なメッセージとして伝えたものだ。
ウォルツ大使は、「同僚諸君、はっきりさせておこう。ドナルド・トランプ大統領は行動の人であり、国連で見られるような終わりのない議論を繰り返す人物ではない。大統領は、この虐殺を止めるためにすべての選択肢がテーブルの上にあることを明言している。そして、そのことを誰よりも熟知しているべきなのはイラン政権の指導部だ」と述べ、米大統領の姿勢を改めて強調した。
今回の会合は、経済崩壊と通貨暴落の中で2025年12月28日に始まった抗議デモに対する、イランの弾圧への国際的な警戒感を浮き彫りにした。
関連記事
トランプ米大統領は29日、米国はイランのあらゆる動向を把握しており、「ピックアックス山」の核施設を厳重に監視していると語り、イランをけん制
ヘグセス米国防長官は上院公聴会で、米イラン戦争中に中国とロシアが「程度の差はあるが」イランの活動を支援していたと証言した。中東、欧州、太平洋で米国が直面する軍事的脅威にも言及
イラン大統領府向けの機密報告書で、国民の政府への怒りや政権不信が深刻化していることが明らかになった。80%超が食料不足に直面し、専門家は新たな抗議の可能性を指摘している
米軍が来週にも、イランのエネルギー施設や発電所への空爆に踏み切る可能性があると報じられた。一方、トランプ氏は、イラン側が米国に接触し、合意を求めてきたと説明。さらに、米国人1人が釈放されたことも明らかにした
米軍がイラン港湾への海上封鎖を再開し、イランは輸出ルート封鎖を警告した。ホルムズ海峡や紅海の航路に危機が広がり、原油価格も上昇している