2026年1月3日、米軍がベネズエラのマドゥロ大統領を拘束した後、アルゼンチン在住のベネズエラ人たちがブエノスアイレスのオベリスコ周辺に集まり、祝賀の集会を開いた。(TOMAS CUESTA/AFP via Getty Images)

かつて「米国はマドゥロ氏に手出しできない」と発言 中国専門家の予測外れで嘲笑の的に

アメリカ軍がベネズエラのマドゥロ大統領を電撃拘束。中国専門家李莉「アメリカは手出しできない」の予測が大外れでネット嘲笑殺到。軍事評論家の杜文龍や沈逸も失敗した。過去のイラン予言外れも暴露。中国共産党(中共)軍事分析の限界を暴く。

アメリカ軍がベネズエラに対して電撃的な軍事行動を実施し、マドゥロ大統領を拘束した事件は世界を震撼させた。これを受けて、中国のネットユーザーらは、中国の女性軍事専門家・李莉が以前の番組で「アメリカは軽々しく行動することはできない」と発言していたことを掘り起こした。ネット上では、「李莉が誰を持ち上げても、その相手は不運になる」「毎回、自らの発言で自分を打ち負かしている」といった皮肉が飛び交っている。

李莉は中共中央軍事委員会直属の国防大学教授であり、複数の軍事番組に特別ゲストとして出演している。彼女はおよそ1か月前、ある番組でベネズエラの軍事力を高く評価し、称賛していた。

▶ 続きを読む
関連記事
米中経済安全保障調査委員会は報告書を公表し、過去数十年にわたり、ベネズエラのニコラス・マドゥロ政権と中国共産党当局との間で、金融、石油、国防、社会統制の各分野において緊密な関係を構築してきたと指摘
トランプ米政権がベネズエラのマドゥロ大統領夫妻を拘束する電撃作戦を実施する数か月前から、政権中枢の実力者と秘密裏に接触していたことが、ロイター通信の報道で明らかになった
米国がベネズエラのマドゥロ拘束やイランへの警告を通じ、中国の「陽動ネットワーク」を解体する新戦略を追う。周辺ノードを切り崩し、対中包囲網を再編するワシントンの冷徹な地政学論理と、そのリスクを考察する
中国共産党系のハッカー集団「ムスタング・パンダ」が、マドゥロ大統領拘束という時事ニュースを餌に、米政府当局へフィッシング攻撃を仕掛けた疑いが浮上
ベネズエラで釈放された囚人の多くが、表向きには自由の身となったものの、刑事訴訟の継続や行動制限などにより、実際には完全な自由を得ていない実態が明らかになった。専門家は、弾圧の仕組みが形を変えて今も維持されていると指摘