AIチャットボットとの長時間対話 妄想性障害や自殺リスクと関連か
近年、精神科医の間で、AIチャットボットと精神病リスクとの関連性に関心が高まっている。
米紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」は12月27日、ChatGPTなどのAIチャットツールと長時間やり取りした一部の利用者に、妄想性障害の症状が現れ、自殺や暴力事件に発展したケースがあると報じた。
カリフォルニア大学サンフランシスコ校の精神科医、キース・サカタ医師は、AIとのやり取りがきっかけで入院した精神病患者12人と、外来患者3人を治療してきたと明らかにした。
関連記事
聖書の「バベルの塔」の物語を手がかりに、AI開発競争を考察。技術や資本の集中、共通基盤への依存、競争から取り残されることへの懸念など、現代のAI開発と物語に共通する構図を探る
高度なAIモデルが、人間には完全には理解できない言語をすでに使っている可能性がある。米AI研究機関「Apollo Research」のホブハーンCEOが9月30日、米上院国土安全保障・政府問題委員会の会合で証言した
中国製AIモデルを搭載したAIエージェントが、管理された実験で虚偽説明や制限回避、失敗の隠蔽、自己複製を試みる行動を示した。ロイターは2025年以降、少なくとも20件の事例が研究や評価で記録されたと報じた
スペースXの大型ロケット「スターシップ」が第14回飛行試験で初めて地球周回軌道に到達した。スターリンクV3衛星26基を展開し、大気圏再突入と太平洋への着水も実施した
AI業界が求める法規制の裏には、過去の巨大産業と同様に市場を寡占化し参入障壁を築く思惑が潜む。真の危機はSF的破滅ではなく「人間の知性や教育の崩壊」であり、法規ではなく現場での向き合い方が問われている