2025年10月3日、チリのアタカマ砂漠で花が一斉に咲き、広大な花畑が広がりました。(JOSE TORRES/AFP via Getty Images)

世界一乾燥した砂漠に奇跡の雨 壮大な花の絨毯が出現

チリ北部に位置するアタカマ砂漠は、世界で最も乾燥した砂漠として知られています。この地域では最近、非常に珍しい降雨があり、乾いた大地に眠っていた花が一斉に芽吹き、見事な花畑が出現しました。

AP通信によると、アタカマ砂漠の年間平均降水量はわずか2ミリです。現在は南半球の冬にあたり、先日には異例の豪雨が数回にわたって発生し、砂漠の山麓や高地を潤し、色とりどりの花が咲き誇る幻想的な景観が広がりました。

専門家たちは、2025年は近年で最も降雨量が多い年だと指摘しており、国境付近にある一部の高地では、7月から8月にかけて降水量が60ミリに達した地域もあるといいます。

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