ふくらはぎは「第二の心臓」? 専門家が警告する「座りっぱなし」のリスク
私たちが心血管の健康について話すとき、血液を全身に送り出す中心的な役割を果たすのはもちろん心臓です。しかしその裏で、ふくらはぎの筋肉もまた、重力に逆らって血液を心臓へ戻すために絶えず収縮を繰り返すという重要な働きを担っています。このため、専門家はふくらはぎを「第二の心臓」と呼んでいます。もしふくらはぎの筋肉が弱まると、心臓や血管の機能全体に悪影響を及ぼす可能性があるのです。
2021年にアメリカ血液学会が発表した研究によると、ふくらはぎのポンプ機能が低下すると、静脈血栓症の発症リスクが大きく上がり、深部静脈血栓症や肺塞栓症といった深刻な合併症につながる可能性があるとされています。
アメリカ・オハイオ州メンター市にある静脈ケアセンターの創設者であり、二つの専門分野を持つ医師のソニア・スティラー博士は、患者にふくらはぎを「第二の心臓」と説明すると、皆が納得し、「体を動かすことの重要性」に気づくと語ります。
関連記事
子どもの毎日の食事が、成長だけでなく脳の発達にも関わっているとしたら?チキンナゲットや甘いシリアルなどの超加工食品と、幼児の脳構造との意外な関連が研究で明らかに。親ができる食生活の見直し方も紹介します。
コーヒーは長時間だらだら飲むほど、歯に負担をかけることがあります。エナメル質を守る飲み方と歯磨きのタイミングを解説します
ADHDの薬は、集中力や衝動性の改善に役立つ一方、子供によって効き方や副作用に大きな差があります。薬が合わない理由とは何なのか。診断や薬選びで見落としたくないポイントと、薬以外の選択肢について紹介します。
骨密度アップに必要なのはカルシウムだけではありません。栄養士が教える5つの重要栄養素と、器具不要で始められる自重エクササイズ6選をわかりやすく解説。骨粗しょう症が気になる方にもおすすめです
お酒をよく飲む人は、飲まない人より口腔細菌の種類が多く、一部は歯周病と関連していました。因果関係は未確定ですが、口の健康を見直す手がかりになります。