2025年8月11日、フィリピン沿岸警備隊が公開した映像には、中国共産党海警の船首が大きく損傷した様子が映っていた。これはスカボロー礁(フィリピン側呼称「マシンロック浅瀬」)周辺海域で、フィリピン沿岸警備隊の巡視船を追跡中に中共海軍艦艇と海警船が衝突した結果である。フィリピン政府の発表によれば、この事故で中国の船員2人が死亡したという。(パブリックドメイン)

中国艦艇同士衝突で2人死亡 フィリピンが領有権問題を批判

南シナ海のスカボロー礁周辺で中国艦艇同士が衝突し、船員2人が死亡。フィリピン政府は「領有権侵害」と批判し、緊張が高まっている。

フィリピン国家安全保障担当顧問エドゥアルド・アニョ氏は9月18日、先月発生した南シナ海における追跡行動の際、中国の艦艇同士が衝突し、少なくとも中国人船員2人が死亡したと発表した。この事件は中国共産党当局にとって大きな打撃となり、さらに中共当局がその後、紛争海域での管理行動を一層強化していると指摘した。

アニョ氏は記者会見で「中共当局は自国民に対してきちんと説明しなければならない」と述べ、中国海警局と海軍が8月にフィリピン沿岸警備隊の船を追跡中に衝突した事実を挙げ、「これは中共軍と海警にとって極めて不名誉な事態である」と語った。

▶ 続きを読む
関連記事
比中仲裁判断から10年。日本や同志国が「法の支配」を訴える裏で、赤龍・中国共産党は国際法を嘲笑い、軍事化を強行している。法律を「支配の道具」と見なす彼らの本性と、人類壊滅を狙う驚愕の陰謀を暴く
・中共の軍拡で地域不安拡大 ・ブラモスに高まる需要 ・インドが新たな防衛パートナーに ・対中警戒と米依存低減が背景
フィリピン国家安全保障会議は4月13日、中国漁船が昨年、南シナ海の仁愛礁(アユンギン礁 )周辺に毒性物質を海中に放出したと発表した
米国とインドネシアは4月13日、「主要防衛協力パートナーシップ」の構築を発表した。水上・水中・ドローン分野を含む防衛協力を深める方針で、南シナ海やマラッカ海峡をにらんだ動きとして、中共の海洋進出をけん制する狙いがあるとみられる