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夏の糖尿病対策は“時間”がカギ――乾いた体を潤す暮らし方

真夏の暑さが厳しい中、汗をたくさんかく人もいれば、口が乾いたり、イライラして眠れなかったり、血糖値が不安定になったり、動悸や疲れを感じる人もいます。この状態は糖尿病だけでなく、体の中の「うるおい」が足りない体質「陰虚体質」が関係しているかもしれません。

体の「陰(いん)」とは、水分や栄養のことで、体をうるおし、落ち着かせる働きがあります。それが不足すると、体の中に余分な熱がたまり、体調を崩しやすくなります。まるで乾いた地面が太陽にさらされて、ますます乾いていくようなイメージです。陰虚の体質は、糖尿病や高血圧、脳卒中などの病気にもつながりやすくなります。

中医学では、体のうるおい(陰)は体を冷やし、バランスを取る働きをします。これが足りなくなると、熱がたまりやすくなり、体の調子が崩れやすくなります。糖尿病は中医学で「消渇(しょうかつ)」と呼ばれ、初期にはこの体の乾きが主な原因と考えられています。のぼせや口の渇き、水分の取りすぎなどが見られ、放っておくと体力も落ち、血圧や腎臓、心臓などにも悪い影響が出ることがあります。

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