食器洗いスポンジは、細菌の繁殖を助ける特殊な構造を持っています(Shutterstock)

食器洗いスポンジは菌の温床となる 衝撃的な結果が明らかに

食器洗いスポンジは、食べ物のカスが付着しやすいことから、汚いイメージを持っている方も多いでしょう。しかし、最新の研究によると、それだけではなく、スポンジの構造自体が細菌の繁殖に最適な環境を提供していることが明らかになりました。その繁殖能力は、なんと研究室のシャーレよりも優れているのです。

米デューク大学(Duke University)の研究チームは、遺伝子編集技術を用いて、80種類の大腸菌株を変化させ、それぞれ異なる色の光を発する性質を持たせました。その後、菌を様々な構造が違う容器で培養し、繁殖の様子を観察しました。

実験では、6つのパイプで構成される容器や、最大1500ものの小さなパイプで構成された容器などで菌の培養を試みましたが、生存そして繁殖できた菌は2種類しかなく、望ましい結果を得られませんでした。しかし、食器洗いスポンジのような構造を試したところ、菌の繁殖が最も活発に行われたことが判明しました。

▶ 続きを読む
関連記事
実年齢は同じでも、脳や心臓の老化の進み方は人によって異なります。血液中のタンパク質から臓器ごとの「年齢」を推定し、症状が現れる前に病気のリスクを見つけようとする研究が進んでいます
食後の眠気は、糖質の摂りすぎだけが原因とは限りません。中医学が考える「脾胃」の働きや、主食を極端に減らすことの落とし穴を解説。食後10分の散歩、食事の4原則、3つのツボも紹介します
抗生物質は処方された分を必ず飲み切るもの。そう教わってきた人も多いでしょう。しかし近年、感染症によっては短い治療期間でも十分な効果が得られるとする研究が増えています。何が変わったのでしょうか
年齢とともに太りやすくなるのは、代謝が落ちるから? 実は、筋肉量や活動量、睡眠などの変化が関係しています。中年期の体重増加の理由と、無理なく続けられる対策を紹介します
夜中に何度もトイレで目が覚めるのは、なぜでしょうか。中医学が考える夜間頻尿の原因と、ツボ押しや生活習慣の見直しなど、自宅でできるケアを紹介します