五行で読み解くひな祭り
上巳の節句・ひな祭りと陰陽五行の関係
3月3日のひな祭り(上巳の節句)は、女の子の健やかな成長を願う伝統行事です。雛人形を飾り、ちらし寿司やハマグリのお吸い物を食べながら祝う風習は広く親しまれています。しかし、この行事の起源をたどると、古代中国の風習や陰陽五行説と深く関わっていることが分かります。
ひな祭りの元となる上巳の節句(じょうしのせっく)は、中国の「陰陽五行説」に基づく季節の節目の行事でした。五行説では、「季節の変わり目には邪気(陰の気)が増す」とされ、厄を払う儀式が行われていました。
春(木)の始まりである3月3日は、冬(水)から春(木)へ移る時期であり、邪気が発生しやすい「季節の境目」でした。このため、古代中国では水辺で身を清める禊(みそぎ)を行い、邪気を払いました。
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