大気汚染と自閉症の関連性が明らかに。胎児の脳発達への影響とは?(Shutterstock)

一般的な大気汚染物質と自閉症の関連性

自閉症スペクトラム障害(ASD)がここ数十年で急増している原因を科学者たちが解明しようと取り組む中、環境汚染がその原因のひとつである可能性が高いことが明らかになりました。その環境汚染とは、大気汚染です。

大気汚染は、自閉症を含む多くの神経疾患の主なリスク要因である神経炎症を引き起こす可能性があります。

11月12日にオンライン版『Brain Medicine』誌で発表された総説で、研究者らは、大気汚染の有害性について、発達中の脳は特にリスクが高いと説明しています。妊娠中、母親は大気中の汚染微粒子を吸い込みます。これらの微粒子が母親の血流に流れ込むと、胎児は防御手段がほとんどありません。なぜなら、胎児の血液脳関門は、汚染の影響から身を守るには十分に発達していないからです。

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