クロザピンは肺炎や消化器系合併症のリスクを増加させ、死亡率を高める可能性があることが研究で示されている(ビリオンフォト/Shutterstock)

統合失調症治療薬の長期リスク? 肺炎や腸疾患との関連が浮上

最近の研究によると、統合失調症治療に使われる強力な薬「クロザピン」は、肺炎や重度の消化器系合併症のリスクを増加させ、死亡率が高くなることが示されています。

クロザピンは、アメリカで「治療抵抗性統合失調症」の治療に承認されている唯一の薬です。統合失調症患者の5人に1人がこの治療抵抗性のタイプに該当します。しかし、1970年代には、使用者の2%に危険な白血球の減少が見られたため、世界市場から一時撤退しました。

その後、1989年にアメリカ食品医薬品局(FDA)の承認を受け、1990年からアメリカ国内で再び臨床的に利用可能となりました。

▶ 続きを読む
関連記事
突然こみ上げる胸やけや喉の不快感。温かい水や指圧など、身近な工夫で酸逆流を和らげられることがあります。
食事を抜くなら朝か夜か。同じ食事でも、食べる時間で血糖や代謝への影響が変わる可能性があります。鍵は「体内時計」にあります
視力や聴力、平衡感覚の衰えを、ただの老化だと思っていませんか。感覚の変化は、体の深い不調を知らせる早いサインかもしれません。
椅子からスムーズに立ち上がれますか。その何気ない動作の変化が、将来の関節の健康や生活の質、心の状態を映し出すサインかもしれません。誰でもできる簡単なチェックと、今から始めたい予防法を紹介します。
40歳以降に気になりやすい体臭は、加齢だけでなく、代謝や循環、ストレス、食生活の乱れとも関係する可能性があります。中医学の体質別に原因と対策を紹介します。