124年の歴史を持つパリの老舗レストラン、その豪華さはまるで鉄道車両の旅
1世紀と20数年もの間、まるで美術館のような豪華な鉄道の食事を味わおうと、覗き見趣味のパリの美食家たちが集まってきました。フレスコ画に囲まれ、豪華にくつろぎながら、彼らは「ル・トレイン・ブルー」として知られる金の装飾が目立つフランス料理レストランで食事を楽しんでいました。
パリは、芸術、文化、科学、そして大いなる楽観主義が支配するベル・エポック(美しき時代)の絶頂期にありました。1900年の万国博覧会開催中、賑やかなリヨン駅にレストランが登場しました。斬新なアール・ヌーヴォー様式の建築であったものの、レストランの壁や天井には、まだ伝統的な装飾や芸術作品が飾られていました。
ル・トレイン・ブルーの客に列車の旅気分を味わわせるのは簡単です。レストランは、リブ状のパネルと仕切りのアーチが連続する鉄道車両のように設置され、「旅行者」をさまざまな「列車」のキャビンに分けています。アーチ型の大きなガラス窓の外には、フランスの素朴な田園風景がパララックスに広がっています。
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