7月16日、英政府は軍隊を増強する方針を示した。写真は4月、パレスチナ自治区ガザに支援物資を投下する英空軍兵。英軍提供(2024年 ロイター)

英が軍増強へ、中国など「危険なカルテット」に対抗

[ロンドン 16日 ロイター] – 英政府は16日、軍隊を増強する方針を示した。中国、イラン、北朝鮮、ロシアの「危険なカルテット」に対抗するためとしている。

政府は、1990年代後半の英国防相で、1999─2003年に北大西洋条約機構(NATO)事務総長を務めたジョージ・ロバートソン氏を英軍の見直しを行うプロジェクトのトップに指名した。25年前半に報告書を提出する。

ロバートソン氏は、脅威のレベルを踏まえると、英軍は戦闘準備が整った状態にする必要があると主張。「われわれは、協力関係を深める危険なカルテット(4カ国)に直面している。英国並びにNATOは、他の問題と同様に、このカルテットに立ち向かうことができなければならない」と英メディアに語った。

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