ハーバード大学、UFO文明が地球に潜んでいる可能性を調査

最近、ハーバード大学及びモンタナ工科大学(Montana Technological University)の研究者が共同で最新論文を発表しました。「高度な技術を持つ未確認の知的生命体が密かに地球のどこかで生活している可能性がある」と驚くべき仮説の提起でした。

「ザ・ヒル」紙、6月12日の報道によると、両大学の研究者は「未確認異常現象(UAP)」つまり、「未確認飛行物体(UFO)」は従来の「人類を起源とする技術」及び「地球外の技術」という二つの説とは異なる第3の存在「地球やその周りの未確認知的生命体の乗り物の可能性がある」と推測。この未確認の知的生命体は地下や月面、或いは人間に紛れて生活しているかもしれない、というものです。

この仮説は、科学者に広く疑問視されるだろうと研究者は論文で認めています。しかし、「認識論の謙虚さと開放的視点をもって、研究する価値がある」と主張しました。

論文では、世界範囲で起きる説明のつかない現象は、「地球やその周りに未確認の知的生命体」が存在する可能性を提起しています。

論文でその生命体を次の通りに解釈。

• 地球上に生まれた高度な古代文明の「残骸」

• 人類とは別の形で進化した知的種族で、人類から隠れている。

• 別の時代や惑星から来た生命体は地球に隠居している。

• 常識外れですが、技術より魔法、つまり妖精。研究者は「地球に住む天使」と例えている。

論文には、湖や火山、月の近くでよくUFOを目撃する理由を、地下や海底、月面に未確認の生命体の基地があり、そこに住んでいるからだとしています。

2023年末、元空軍情報将校の内部告発者、デビッド・グラッシュ(David Grusch)氏がアメリカ政府はUFO回収計画の一環として、すでにエイリアンの宇宙船を回収したと証言しましたが、政府は彼の主張を否定し続けました。

論文では、アメリカ政府のUAPへの対応も分析しました。「政府が意図的にUAPの話題を避け、誤魔化そうとしていると感じる人がたくさんいる」と強調しました。

もちろん研究者は、この仮説の立て方が「奇想天外」と言える部分があることを認めています。「UAPは未解明な現象が多く残されており、常識はずれな考え方も必要だろう」と述べました。

 

(翻訳編集 正道勇)

呉香蓮