ゴールデンレトリバーの「シャムロック」は、3月に米フロリダ州のある家族のもとに生まれた、緑がかったライムグリーン色のかわいい子犬です。
ペンサコーラに住むデブルラー夫妻は17年間犬の繁殖に携わってきましたが、ここまでのライムグリーンの子犬を見たのは初めてだと言います。夫妻はライムグリーンが三つ葉のクローバーの緑色を連想させることから子犬を「シャムロック(アイルランド語でクローバーの意味)」と名付けました。
ゴールデンレトリバーの子犬のほとんどはクリーム色で生まれてきますが、時折、緑色の斑点が見られることもあると言います。
「緑がかっていたり、緑色の斑点があるのは珍しいことではありません。通常洗えばすぐに落ちます」と妻のキャロルさんはエポックタイムズに語りました。「でも、シャムロックは、洗ってもこの子は全身緑色のままでした」
「最初見た時はショックを受けました。まずこの子犬が健康で、問題がないことを確認しました。ちゃんと食べていて、ほかの犬と同じように子犬らしいことをしていました」
デブルラー夫妻の心配がさらに和らいだのは、シャムロックが獣医の診察を受けたときでした。獣医もこのようなことは見たことがないと驚いていたと言います。
シャムロックは「元気で健康で、とてもとてもかわいい女の子です」とキャロルさんは言い、兄弟姉妹よりも小さいけれど、レスリングが好きだと付け加えました。
この緑色は、お腹の中でビリベルジンと呼ばれる胆汁色素に染まった結果だそうですが、シャムロックのように全身に染みが付くのは非常に稀だと言います。
シャムロックの健康上の心配がすべて払拭されると、夫婦は大喜びしました。
「私たちはただ喜んでいました。とてもユニークな子犬です」
数週間後、デブルラー夫妻はシャムロックが犬用ベッドで兄弟と母親のそばで身をよじっている動画を共有しました。ライムグリーン色の子犬の動画はすぐに拡散され、「『おおきいあかい クリフォード(Clifford the Big Red Dog)』にライバルができた」というコメントや、テイラー・スウィフトのライムグリーンの犬に関する曲にちなんだコメントが寄せられました。
シャムロックのライムグリーン色も時間の経過とともに薄くなってきているとキャロルさんは言います。
「シャムロックはもうすぐ生後8週間になりますが、まだ毛の先端にごく薄いシミが残っています。プールや水遊びをさせて、毛が濡れると、まだ薄い緑色が見えます。でも、ほとんど消えています」
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