横浜市都筑区は、1994年11月6日に港北区と緑区の再編成によって誕生した、新しい街並みと古くからの人のつながりが生きている、緑ゆたかなまちです。
このたび、2024年に区制30周年を迎えるにあたり、都筑区の魅力を区内外に発信するため、季節の風景や地域でのにぎわいの様子を2分ほどにまとめた動画を作成しました。
動画内で登場する見どころのご紹介(一部)
◆春:江川せせらぎ緑道
都筑水再生センターの高度処理水が街に潤いを与えながら流れる江川せせらぎ緑道。
遊歩道が整備され、四季折々の花を眺めながら散歩できます。特に、第三京浜の港北インターチェンジの上流の川岸には、ソメイヨシノやチューリップが数多く植えられ、暖かな春の日差しの中を、花見がてら散策するのに最適の場所です。
◆夏:横浜市指定無形民俗文化財「虫送り」
南山田町内会の伝統行事で7月下旬に開催されます。町内に水田が多くあった頃、稲穂につく害虫を松明の明かりで集めてお囃子に乗せて町の外まで送り出していました。それが伝統行事として現在も受け継がれており、横浜市の指定する無形民俗文化財となっています。お囃子とともに100本以上の松明の火が揺らめく光景は非常に幻想的で、夏の風物詩の一つとして親しまれています。
◆秋:都筑中央公園
市営地下鉄センター南駅から、徒歩12分程度の位置にある区内最大の公園で、里山・樹林などの自然を残しながら、展望広場や休憩所などの設備も整備されています。公園併設の駐車場もあるので車で行くことも可能です。
秋の紅葉だけではなく、春には桜も楽しむことができ、バラまつりや七夕まつりなど季節ごとのイベントも行われています。
◆冬:どんど焼き
「どんど焼き」は正月飾りや書き初めなどを持ち寄って焚き上げ、一年の健康を願う地域行事です。地域によっては、お餅を焼いて食べたり、出店を楽しんだりすることもでき、ご家族連れも多く訪れる冬の楽しい行事の一つとして親しまれています。
都筑区は誕生から30年の比較的新しいまちですが、古くからの伝統行事に触れて楽しむこともできます。身近な季節の行事に参加してみると、意外な魅力を発見できるかもしれません。
区ウェブページでは本記事でご紹介できなかった動画内で登場する公園やイベントの紹介やアクセスの情報なども掲載しています。ぜひ、動画とウェブページをご覧いただき、実際に足を運んで、都筑区の彩りあふれる表情をお楽しみください。
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