2023年12月13日、FRBのジェローム・パウエル議長は、FOMCの会議後のプレス発表で、インフレ率が高い水準から落ち着きを取り戻し始めており、過去2年間にわたる金融政策の引き締めが終了し、2024年には利下げが行われる可能性があることをほのめかした (Photo by BRENDAN SMIALOWSKI/AFP via Getty Images)

通貨インフレが持続的上昇、FRBの利下げへの信頼が揺らぐ

昨年、米連邦準備制度(FRB)の幹部たちは、2024年に起こりうる利下げに関して市場にヒントを与えていた。

これは、過去数か月のデータがインフレ率の低下を示しており、それが米国中央銀行の目標である2%に到達したことを示すものであり、経済の過熱を防ぐ政策が功を奏しているというポジティブなシグナルでもあった。

しかし、2024年の第1四半期の決算が近づくにつれて、以前の楽観的な見方は困難に直面しているようだ。3月の新しい消費者物価指数(CPI)のデータによると、全体のインフレ率は前月の3.2%から3.5%へと上昇し、食品とエネルギーを除くコアインフレ率も3.8%となった。

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