宇宙航空研究開発機構(JAXA)は25日、月面に先週到達した探査機SLIM(スリム)について、誤差100メートル以内に着陸する目標を達成したとの分析結果を発表した。写真は1月19日、東京で撮影(2024年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

月面探査機「ピンポイント着陸」成功、目標地点から55m=JAXA

Nobuhiro Kubo

[東京 25日 ロイター] – 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は25日、月面に先週到達した探査機SLIM(スリム)について、降りたい場所に降下する「ピンポイント着陸」に成功したと発表した。目標から55メートル程度の位置に着陸したと推定している。

これまで月面着陸に成功した旧ソ連、米国、中国、インドの機体は、目標地点から数キロ━数十キロ離れた広く平坦な場所に降下していた。100メートル以内の誤差を目指して達成したのは日本が初めて。高度50メートル付近で障害物を検知して回避したことから、実際の着陸精度は3─4メートル程度と分析している。

▶ 続きを読む
関連記事
数百年を生きるグリーンランドサメの目は、200歳を超えても衰えていなかった? 最新研究で判明した、老化しない網膜と強力なDNA修復機構の驚くべき実態とは。人間の視力低下を防ぎ、加齢に伴う眼病治療の未来を変える潜在能力に迫ります
「一度老化した細胞は、もう若返らない」――そんな常識を覆す研究結果が注目されています。老化した細胞が免疫細胞の働きによって幹細胞へ戻り、傷ついた組織を修復する驚きの仕組みとは?将来の再生医療を変える可能性に迫ります。
植物に意識はあるのか。答えはまだ出ていません。ただ、植物が合図を送り、記憶し、判断するように見える研究は増えています。
富士フイルムグループの富士フイルム富山化学は、日本国内で初めて、半月板損傷を対象とした再生医療等製品「セイビスカス®注」の製造販売承認を取得した。
現代の日本が抱える健康問題や少子化、環境問題に対し、根源である「土」から解決をめざす。独自の堆肥化技術を展開する葉坂プラントの葉坂社長は、失われつつある「日本人の心」と命の循環の回復を掲げ、発信を続けている