米コロナ感染、変異株「JN.1」が39─50%占めると想定=CDC
[22日 ロイター] – 米疾病対策センター(CDC)は22日、国内の新型コロナウイルス新規感染者数のうち、変異ウイルス系統「JN.1」に感染している割合が23日時点で39─50%を占めるとの予測を示した。
8日時点では国内で15─29%を占めると見込んでいた。
JN.1の割合が上昇していることについて、CDCはJN.1が他の変異株よりも感染力が強い、または免疫システムを回避する能力に優れていることを示唆していると指摘。ただJN.1が感染者数や入院者数の増加を引き起こすかどうか、引き起こすとしたらどの程度なのかを認識するのは時期尚早とし、既存のワクチン、検査、治療法はまだJN.1に対し有効とした。
世界保健機関(WHO)は19日、JN.1を「注目すべき変異株」に分類した。ただ現時点のデータによると、世界的な公衆衛生に大きな脅威をもたらすリスクは低いという認識を示した。
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