10月31日、ロシアのラブロフ外相(写真)は、シリアのメクダド外相と電話で会談し、イスラエルとパレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスの戦闘について協議した。モスクワで9日代表撮影(2023年 ロイター)

イスラエルのシリア攻撃「容認できず」、ロシアがシリアと外相会談

[モスクワ 31日 ロイター] – ロシアのラブロフ外相は31日、シリアのメクダド外相と電話で会談し、イスラエルとパレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスの戦闘について協議した。ロシア外務省が明らかにした。

ラブロフ氏は「パレスチナ自治区ガザを取り巻く情勢を受けてイスラエルによるシリア領内への攻撃頻度が増しており、こうした攻撃は容認しがたい」と指摘。「外部の勢力が中東を地政学的な決着の場としようとすることの危険性」を強調した。

イスラエル軍はシリアからのロケット砲発射に対する報復として、戦闘機でシリア軍のインフラなどを攻撃したと明らかにした。

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