10月31日、ロシアのラブロフ外相(写真)は、シリアのメクダド外相と電話で会談し、イスラエルとパレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスの戦闘について協議した。モスクワで9日代表撮影(2023年 ロイター)

イスラエルのシリア攻撃「容認できず」、ロシアがシリアと外相会談

[モスクワ 31日 ロイター] – ロシアのラブロフ外相は31日、シリアのメクダド外相と電話で会談し、イスラエルとパレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスの戦闘について協議した。ロシア外務省が明らかにした。

ラブロフ氏は「パレスチナ自治区ガザを取り巻く情勢を受けてイスラエルによるシリア領内への攻撃頻度が増しており、こうした攻撃は容認しがたい」と指摘。「外部の勢力が中東を地政学的な決着の場としようとすることの危険性」を強調した。

イスラエル軍はシリアからのロケット砲発射に対する報復として、戦闘機でシリア軍のインフラなどを攻撃したと明らかにした。

▶ 続きを読む
関連記事
米国の経済的追放作戦の影響が表面化ている。イランが約7週間にわたり、ホルムズ海峡を通じた大規模な原油輸出を行っていないと報じられた。イラン大統領は9月1日、改めて停戦の意思を示した
米国がイランへの制裁を強化する中、通貨リアルが過去最安値を更新。テヘランではガソリンスタンドに長蛇の列ができ、物価高や買いだめ、労働者の抗議も広がっている
米政権が発表した対イラン包括制裁「経済版Dデー」の実効性を検証。多国間協調の欠如や中国の抜け穴、米財政悪化のリスクを挙げ、過去半世紀の歴史から単独制裁の限界と世界経済への影響を分析した論評
米国のベッセント財務長官は「経済的孤立作戦」を開始し、イランの資金網を徹底的に遮断する方針を表明した。デジタル資産や金、航空、海運などへの制裁も拡大。イラン通貨リヤルは過去最安値を更新した
米空母ジョージ・ワシントンが中東に到着し、長期任務を続けてきたエイブラハム・リンカーンから任務を引き継いだ。米軍によると交代は事前に計画されていた