中国、子ども・家庭向けの愛国教育法を可決 来年施行=新華社
[香港 25日 ロイター] – 中国全国人民代表大会(全人代、国会に相当)常務委員会は24日、子どもや家庭への愛国教育を強化する法律を可決した。「歴史ニヒリズム」などに対抗し、「国家統一」を守るためという。国営新華社が伝えた。
歴史ニヒリズムとは、中国共産党が説明する過去の出来事に対する国民の疑念や懐疑を表す言葉。
2024年1月1日に施行される愛国教育法には、中央政府、地方政府の各部門、学校、家庭の責任がまとめられている。新華社は、同法が愛国教育を実施するための法的保証を提供するものだと伝えた。
国営英字紙チャイナ・デイリーによると、同法では政府関係者、従業員、村民、特別行政区である香港とマカオ、台湾の住民など、さまざまな集団を対象とした措置が取られるという。
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