中朝露の挑発行動で…日本や豪州、国防強化に動く
地域の脅威とロシア・ウクライナ戦争の影響により、インド太平洋諸国の中には防衛力を劇的に強化する動きが出ている。 オーストラリア、日本、シンガポールは、外交を奨励し、抑止力を誇示し、緊迫化する環境における潜在的な紛争に備えるため、安全保障対策を強化している。
この増強の動機となっているのは、北朝鮮、中国、ロシアによる挑発的な行動だ。 国際戦略研究所(IISS)上級顧問のティム・ハクスリー博士は9月中旬に、ロシアのウクライナ攻撃は、インド太平洋地域全体に懸念を抱かせ、各国に国防重視のさらなる正当性を与えたと書いている。 ハクスリー博士は、台湾、南シナ海、東シナ海、朝鮮半島が火種になる可能性があると指摘した。
もしロシアがウクライナに理不尽で一方的な攻撃を仕掛けることができるなら、中国共産党が自国の領土と主張する台湾への侵攻を止めることはできるの だろうか、とオブザーバーは言う。 一方、北朝鮮の前代未聞のミサイル発射実験と核兵器による威嚇は、この地域に危機感を与えている。
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