イスラエル、ガザ地区に過去最大規模の空爆 境界を掌握
Dan Williams Nidal al-Mughrabi
[エルサレム/ガザ 10日 ロイター] – イスラエルは10日、パレスチナ自治区ガザに過去最大規模の空爆を行い、ガザ地区との境界を掌握したと発表した。
イスラエルメディアはイスラム組織ハマスの攻撃による死者が900人に達したと報じた。大半が民間人で自宅や路上、ダンスパーティー会場で射殺されたという。
ガザの当局者はイスラエル軍の攻撃で700人近くが死亡し、ガザ地区全体が破壊されたと述べた。国連によるとガザで18万人が家を失った。避難民家族の緊急避難所として使用されていた旧市庁舎が攻撃され、多数の死傷者が出た。
イスラエル軍の報道官は9日以降、ガザからの新たな越境はないと述べた。
西側諸国がイスラエルを支持する一方で、アラブ諸国ではパレスチナ人を支援する街頭デモが行われた。イランはハマスによる攻撃を称賛したが、攻撃への直接的な関与は否定した。
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